オスグットについて簡単に
2025年02月09日

おはようございます いけがみスポーツ整体院の池神です
今日はオスグットについてお話ししますね
オスグット病で痛くなる部分は、脛骨粗面(けいこつそめん)と言われる“すね”の骨の一部分になります。
膝関節を伸ばす際に、太ももの前側に位置する大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を使用します。大腿四頭筋は膝のお皿(膝蓋骨)を経由して、脛骨粗面に付着します。
脛骨粗面を含め、子どもの骨には成長骨端線という骨が成長する部分があり、成長期に脛骨粗面の骨端軟骨へ過度な牽引ストレスをかけ続けてしまうことにより、骨端部の成長が阻害されることによって、徐々に痛みや変形などの症状が現れます。
オスグット病は、小学生から中学生の成長期にあたる男児に多いとされます。
運動時や運動後の痛みから始まり、脛骨粗面の突出などが現れます。
初期には圧迫や正座など脛骨粗面へ伸張・圧迫ストレスをかけることで、痛みや違和感が現れるようになりますが、運動が出来ないほどではない可能性が高いです。
徐々に痛みが強くなり重症化すると、日常生活や安静時にも痛みが現れ始め、日常生活に支障をきたします。
さらに、大人になってからも運動で痛みが出るなど、症状が残存する可能性があります。
成長期を過ぎると、成長骨端線は閉じ、骨は伸びなくなるのと共に、大人同様の硬い骨になります。オスグッドを放置してしまった結果、大人になってからも運動時・運動後に脛骨粗面が痛くなるといったオスグッド後遺症に悩まされる可能性も考えられますので注意しましょう。

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